ハウスメーカーと工務店。同じ35坪で、なぜ金額が変わるのか
2026/09/19
「同じ広さ、同じような間取り。なのに見積書の金額が数百万円も違う」
相見積もりを取った方から、いちばん多く届く質問かもしれません。
高いほうが良心的でないのか。安いほうが何か削っているのか。
どちらでもない、というのが正直なところです。
値段の2割は「家」じゃない
タマホームの去年の決算を見てみます。
売上1,977億円のうち、440億円が広告・展示場・営業所にかかったお金でした。売上の22.3%。
そして、会社に残った利益はたったの1.9%です。
つまりこの22%は儲けではなく、家を「売る」ための費用。3,000万円の家なら、ざっと670万円がここにあたる計算になります。
悪い話ではありません。全国どこでも同じ品質で建てて、30年後も会社が残っている。その安心感には、きちんと値札がついている、ということなのだと思います。
工務店が削れるのは「距離」
地域工務店が抑えられる理由は、企業努力という言葉より「近いから」で説明したほうが正確かもしれません。
現場まで車で数十分。何往復しても移動のコストが膨らまない。打ち合わせをした人間がそのまま現場に立つので、伝言ゲームのやり直しも減る。展示場を持たない分、その費用が最初から見積書に乗ってこない。
ただ、正直に言えば負ける部分もあります。まとめ買いの仕入れ力、実物大のモデルハウス、会社の体力。ここは大手にかないません。
だから選ぶ基準は、高いか安いかではなく「自分は何にお金を払いたいか」なのだと思います。
価格差は、良し悪しではなく「お金の流れ方」の違い。
中身が見えたとき、数字ははじめて比べられるものになるのではないでしょうか。
MatsuHomeでは、「まだ検討中」という段階からのご相談も、いつでもお待ちしています。
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