「中古を買ってリノベーションする方が、安いらしい」
2026/09/05
「中古を買ってリノベーションする方が、安いらしい」
そう聞いたことはあっても、じゃあ実際いくらかかるのか。
そこがいちばん知りたいところ、ではないでしょうか。
資金のことだけ先に相談したい、という段階でも大丈夫です。ご相談はこちらから。
総額は「3つの箱」に分けると見えてくる
中古+リノベは、新築とちがって「買う」と「直す」が別々に発生します。だから、お金も3つに分けて考えるとすっきりします。
・物件そのものの価格
・リノベーションの工事費
・諸費用
この3つを足したものが、総額。
チラシに載っている物件価格だけを見て比べると、あとで「あれ、思っていたより…」となりやすいのは、2つめと3つめが抜けているからなんです。
で、だいたいいくら?
全国の平均で見てみます。
中古の一戸建てを買うお金が、約2,573万円。リフォームにかけたお金の平均が、約506万円。(住宅金融支援機構・住宅リフォーム推進協議会の2024年度調査より)
工事の中身で幅は大きく変わります。
・水まわりを中心にした部分リノベ:100万〜400万円
・間取りから変えるフルリノベ:600万〜1,000万円ほど
これらを足していくと、中古+リノベの総額は3,000万〜4,000万円あたりが、ひとつの目安になります。
土地から買って新築すると、いくら?
比べてみます。
兵庫県で、土地を買って注文住宅を建てた人の平均は総額 約5,490万円。内訳は建物が約3,662万円、土地が約1,828万円です(フラット35利用者調査)
中古+リノベの3,000万〜4,000万円と並べると、その差はおよそ1,500万〜2,500万円。決して小さくない金額です。
ただし。
「だから中古の方がいい」と言い切れるほど、単純でもありません。中古は建物の状態次第で、工事費が読みにくくなることがあります。開けてみたら想定外だった、ということも起こりえます。
だから、こう考えてみるのはどうでしょう。
中古+リノベは「安く済ませる方法」というより、「浮いた分を、どこに使うか選べる方法」。キッチンにこだわる。庭をつくる。あるいは、住宅ローンを軽くして日々の暮らしにゆとりを持たせる。使い道を自分たちで決められる、ということなんです🌱
いちばん見落とされるのが、3つめの箱
諸費用。地味な響きですが、ここが効きます。
中古住宅の場合、諸費用は物件価格のおよそ6〜10%が目安といわれています。3,000万円の物件なら、180万〜300万円。中身は、仲介手数料・登記の費用・印紙税・不動産取得税など。仲介手数料は「成約価格の3%+6万円+消費税」が上限と決まっています。
そしてもうひとつ大事なこと。
諸費用は原則、引き渡しまでに現金で用意することになります。ローンに含められないことが多いので、「頭金は貯まったけれど、諸費用のことは考えていなかった」というつまずきが起こりやすいところです。
逆に言えば、ここさえ最初に見込んでおけば、資金計画はぐっと立てやすくなります。
数字より先に、暮らしを見てみる
とはいえ、金額だけを並べても、暮らしは想像しにくいもの。
どんな家がどう変わるのか、実際の写真で見ていただくのがいちばん早いかもしれません。施工事例はこちらにまとめています。キッチンからの眺め、光の入り方、家族の居場所。そういうところから逆算していくと、「うちはどこまで直せばいいか」が見えてきます。
総額を知ることは、あきらめるためではなく、選べるようになるため。
数字が見えると、ふしぎと気持ちが軽くなります。
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