昨今のSNS時代に工務店の受注が増える理由
2025/12/06
家づくりのご相談でよく耳にするのが、
「契約したあとに、想像以上の追加費用が出てきてしまった」という声です。
契約前の見積には大まかな金額が示されますが、
実際に打ち合わせを進めていくと、
・窓の種類
・ドアの仕様
・収納の扉
・外壁の素材
・コンセントの数
など、暮らしに欠かせない部分が“標準仕様外”になっているケースがあります。
最初は小さな追加に見えても、ひとつずつ積み重なることで、
気づいた頃には大きな金額になってしまうこともあります。
お客様の立場からすると、
「どこまでが最初の金額に含まれているのか」
「どれが本当に必要なオプションなのか」
判断がとても難しく、不安を感じやすい場面です。
こうしたことが起きるのは、
ハウスメーカーでは多くの商品を“標準化”し、
必要な部分を後から選んでいく仕組みが一般的だからです。
効率的ではありますが、
お客様にとってはわかりづらさにつながってしまうことがあります。
大切なのは、
「契約前の見積で、本体価格にどの部分が含まれているのかを丁寧に確認すること」。
それだけで追加費用の心配が少し軽くなります。
そして地元の工務店では、
打ち合わせの段階から設計者や現場の担当者と直接話すことができるため、
何が必要で、どこに費用がかかるのかを、
暮らしのイメージと一緒に確認しながら進めることができます。
そのため、
「予算が途中で大きく変わってしまう」という不安が起きにくいのです。
知らないまま進んでしまうと不安になりますが、
仕組みを少し知っておくだけで、家づくりはずっと安心に近づきます。